2025年3月28日(金)、待ちに待った『プロ野球開幕』を迎えます! セ・リーグとパ・リーグ12球団の2024シーズン開幕投手一覧・紹介・対戦カードなど最新情報をお届けします。
巨人の開幕投手は戸郷翔征(とごう・しょうせい)。24年は阪神戦で史上89人目となるノーヒットノーランを達成。チームに勢いを与えながら3年連続12勝で名実ともジャイアンツのエースに。菅野智之から“エースの魂”を受け継いだ25年、沢村賞を獲得する活躍でチームを日本一へ導く。
阪神の開幕投手は村上頌樹(むらかみ・しょうき)。5年目で自身初の大役を掴んだ23年のMVP。しかし、24年は対策を練られ、負け数のほうが多くなってしまった。25年はやり返すときだ。3年実績を残して一人前という考えもあり、今年こそ自分に進化を求めていく。
DeNAの開幕投手は東克樹(あずま・かつき)。24年は不動のエースとしてチーム状況にかかわらず安定した投球を披露。12球団最多の投球回も記録した。CSで左太ももを肉離れしたが驚異的な回復力を見せ、日本シリーズ第3戦で復帰し、チーム初勝利を呼び込んだ。
広島の開幕投手は森下暢仁(もりした・まさと)。プロ6年目で初の大役を任されることになった。昨季は、先発ローテーションの柱として2年ぶりに2ケタ勝利も、10敗は自己ワースト。チームが失速した終盤戦に6連敗を喫しただけに、覚悟を持ってトレーニング量を増やすオフとなった。優勝を強く意識し、開幕からチームに勝利を呼び込みたい。
中日 の開幕投手は高橋宏斗(たかはし・ひろと)。昨季はチームトップの12勝をマーク。球団新の防御率1.38を記録し、規定投球回到達者としてはシーズン被本塁打1という偉業も達成。チームのエースが井上新監督に初白星を贈ることができるか。
ソフトバンクの開幕投手は有原航平(ありはら・こうへい)。2年連続2ケタ勝利に、リーグトップのイニング数で平均投球回が7回を超える抜群の安定感。そして何より、ここ一番でチームに勝利をもたらす頼もしさが、エースの真髄だ。25年も開幕戦から勝ち星を積み上げる。
日本ハムの開幕投手は金村尚真(かねむら・しょうま)。プロ2年目の24年は中継ぎスタートから先発ローテに加わり7勝をマーク。新庄剛志監督の信頼をつかんで開幕投手に指名された。球種の割合を見直しゲームメーク能力をアップさせ、開幕戦勝利を皮切りに2ケタ勝利と規定投球回到達がノルマ。
ロッテの開幕投手は小島和哉(おじま・かずや)。3年連続3度目となる。昨シーズンは自己最多の12勝を挙げ、自身3度目の2ケタ勝利。自他ともに認めるエースとなった。昨年まで2年連続開幕投手に選ばれながらいずれも敗戦投手。今季こそ「初勝利」を狙う。
楽天の開幕投手は早川隆久(はやかわ・たかひさ)。2年連続で大役を務める。昨季は9月6日のロッテ戦(ZOZOマリン)で球団左腕初の2ケタ勝利を達成。名実ともにエースとして頼もしい姿を見せた。今季は開幕マウンドから最高のシーズンをスタートさせたい。
オリックスの開幕投手は宮城大弥(みやぎ・ひろや)。チームをけん引する自覚が増したのは、志願して変更した背番号が物語る。24年はプロ入り初の故障離脱もあり、わずかに規定投球回に届かず。2ケタ勝利も3年連続でストップした。悔しさは新シーズンにぶつけるほかない。
西武の開幕投手は今井達也(いまい・たつや)。150キロ超の直球とスライダーで三振を量産する剛腕。目指すは200奪三振で25年もタイトルは譲らない。2年連続の開幕投手にも指名され、先発陣をけん引。考えているのはNPBでNo.1の投手になることだけ。ファンにとっては「希望」、対戦相手にとっては「絶望」を感じさせる存在となっていく。
対戦カード | 球場 | 開始時間 |
---|---|---|
巨人 - ヤクルト | 東京ドーム | 18:15 |
DeNA - 中日 | 横浜 | 18:30 |
広島 - 阪神 | マツダスタジアム | 18:00 |
西武 - 日本ハム | ベルーナドーム | 18:00 |
オリックス - 楽天 | 京セラD大阪 | 18:30 |
ソフトバンク - ロッテ | みずほPayPay | 13:00 |