2022年2月に週刊ベースボールONLINEにて実施した「あなたが選ぶ2022年ブレイクしそうな選手は誰?」の投票結果をランキング形式で発表!
昨年2位の阪神は、前半戦の首位独走から、激しい優勝争いを繰り広げたが、打線が前半戦の勢いを保てず、勝率差での悔しい2位に甘んじた。
そんな中チームを盛り上げ、支えたのは新人3人のニューパワー。中野拓夢、伊藤将司、佐藤輝明の全員がNPBの新人特別賞を受賞したことでも分かる。優勝に向け、やはりチームを勢いに乗せるヤングパワーが必要不可欠。
2022年に挑むタイガースファンの次なる期待が集まる選手たちを紹介していく。
21年は5月後半に一軍昇格し、中継ぎ登板で一軍デビュー。ピンチの場面でマウンドに上がり、伸びやかな真っすぐと大きく曲がるスライダーで打者を力で封じ込めた。良いときと悪いときの差がはっきりはしていたが、ポテンシャルの高さは示した。22年は先発としてまっさらなマウンドで勝負する。中継ぎで1球の難しさを知ったからこそ、先発でもそこを生かしていくつもりだ。
ケガさえなければスーパーエースになれる存在だ。投げ込むボールの1つひとつは超一級品。しかし……22年もケガで開幕一軍入りは厳しい状態。昨季同様に後半戦に復帰し好投をし続けることに期待して、完治を待つのがファンにとってはベストだろう。
生年月日 | 1995年11月7日 |
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出身地 | 静岡 |
身長 | 181cm |
体重 | 80kg |
背番号 | 29 |
経歴 | 常葉橘高 - 亜大 - 阪神18年~ |
年俸(2022年) | 3200万円 |
入団当時から右の大砲候補として期待されている存在。21年はキャンプ終盤にケガで離脱したのが最後まで響いた。現在は復帰に向けリハビリ中だが、まずケガをしない体作りを優先し、一軍で1本でも本塁打を打ちたいところ。未来の四番打者候補には変わりない存在。
生年月日 | 2001年8月12日 |
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出身地 | 大阪 |
身長 | 188cm |
体重 | 100kg |
背番号 | 32 |
経歴 | 履正社高 - 阪神20年~ |
年俸(2022年) | 720万円 |
守備の能力から言えばチームNo.1といってもいい。あとはエラーをしない方法を練習で身に付けられるか。そして何より、非力な打撃をいかに向上させられるかで、22年の活躍が決まってくる。22年はパワーもつき、打撃の力も着実に上げてきている。小幡自身も今が勝負どころと気合を入れている。
生年月日 | 2000年9月21日 |
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出身地 | 大分 |
身長 | 184cm |
体重 | 75kg |
背番号 | 38 |
経歴 | 延岡学園高 - 阪神19年~ |
年俸(2022年) | 1100万円 |
ケガで出遅れたルーキーシーズンも、二軍では10勝1敗という圧倒的な数字を残し、ウエスタン・リーグの最優秀防御率、最多勝利投手賞、勝率第一位投手賞を獲得しリーグ優秀選手賞にも輝いた。しかし、一軍のカベにぶつかり、もがき苦しんだ。この経験を必ず生かし、22年はフルシーズン一軍で活躍したい。リリーバーよりも谷間での先発要員の可能性が高いが、中継ぎならロングリリーフタイプ。抜群のコントロールが持ち味だけに、強い直球と精度の高い変化球でブレイクする可能性は十分ある。
生年月日 | 1998年6月25日 |
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出身地 | 兵庫 |
身長 | 174cm |
体重 | 79kg |
背番号 | 41 |
経歴 | 智弁学園高 - 東洋大 - 阪神21年~ |
年俸(2022年) | 750万円 |