2022年2月に週刊ベースボールONLINEにて実施した「あなたが選ぶ2022年ブレイクしそうな選手は誰?」の投票結果をランキング形式で発表!
昨年8年ぶりのBクラスに沈み、4位という結果に終わったソフトバンク。序盤戦から“大荒れ”だった。特に投手陣は、開幕先発ローテ組の調子が上がらず、さらに追い打ちをかけたのが離脱者だった。各ポジションに欠かせない“重要人物”たちが次々と一軍から姿を消し、後半戦追い上げにかかったが、流れを変えるまでには至らず、終盤戦に進むにつれて上位争いからは後退した。
そんな後半戦に奮闘したのが三森大貴やリチャードら若い力だった。
2022年に挑むソフトバンクファンの次なる期待が集まる選手たちを紹介していく。
圧倒的1位を獲得したリチャード。20年に支配下登録を勝ち取り、二軍で結果を残してきた。21年9月に一軍デビューすると、9月5日のオリックス戦(PayPayドーム)で、打った瞬間入ったと分かるプロ第1号の逆転満塁弾。そこから約2カ月で7発を量産。荒削りな部分が磨かれれば、王貞治球団会長兼特別チームアドバイザーと約束した40本塁打も決して不可能ではない。その長打力にかかる球団からの期待は大きい。
生年月日 | 1999年6月18日 |
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出身地 | 沖縄 |
身長 | 188cm |
体重 | 117kg |
背番号 | 52 |
経歴 | 沖縄尚学高 - ソフトバンク18(育成)、20年~ |
年俸(2022年) | 1160万円 |
21年の最終戦(10月25日のロッテ戦=ZOZO)でのプロ初本塁打を含む1試合3安打は、22年へのプロローグ。長谷川勇也一軍打撃コーチからは打撃職人の後継者に指名され、新たなヒットマンストーリーに周囲の期待はふくらむ。
生年月日 | 1997年4月20日 |
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出身地 | 茨城 |
身長 | 180cm |
体重 | 78kg |
背番号 | 32 |
経歴 | 慶應義塾高 - 慶大 - ソフトバンク20年~ |
年俸(2022年) | 800万円 |
21年はプロ3年目にして初の開幕一軍入りを果たした。プロ初先発の9月24日の日本ハム戦(PayPayドーム)も、5回で与四球4ながら、被安打はR.ロドリゲスの一発のみの“怪投”。制球力が向上すれば……と、周囲の期待は大きい。自己最速は160キロ、中継ぎとしての無安打投球など、ポテンシャルの高さは証明済み。あとは結果だ。開幕ローテーション入りを果たす為、猛アピール。