2022年2月に週刊ベースボールONLINEにて実施した「あなたが選ぶ2022年ブレイクしそうな選手は誰?」の投票結果をランキング形式で発表!
昨年3位の東北楽天ゴールデンイーグルスは、8年ぶりに田中将大が復帰するなど優勝への期待が高いシーズンだったが最終的には優勝したオリックスに5.5ゲーム差をつけられた。
そんな中でも2020年競合ドラフト1位の早川隆久が9勝を挙げ、他にも辰己涼介がゴールデングラブ賞を受賞するなど楽しみな若手が多く、活躍の期待が高まる。
2022年に挑む楽天ファンの次なる期待が集まる選手たちを紹介していく。
プロ2年目の昨季は一軍で34試合に出場して14安打、1本塁打、8打点、打率.187に終わった黒川史陽。必ずしも納得できる数字ではなかったが、その分、二軍でみっちりと経験を積み上げた。規定打席には未到達ながら48試合に出場して65安打、3本塁打、31打点、打率.319の好成績を残し、イースタン・リーグの優秀選手賞に選ばれた。左打席で見せるバットコントロールは秀逸で、左右の違いこそあるが浅村栄斗の後継者候補にも名前が挙がる。まだまだレギュラー内野陣のハードルは高いが、今季こそは一軍定着への足掛かりとなる活躍を見せたい。
生年月日 | 2001年4月17日 |
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出身地 | 奈良 |
身長 | 182cm |
体重 | 86kg |
背番号 | 24 |
経歴 | 智弁和歌山高 - 楽天20年~ |
年俸(2022年) | 780万円 |
9勝7敗でシーズンを終え、目標としていた2ケタ勝利にこそ届かなかったが、並のルーキーではなかったことは確かだ。前半戦だけで7勝をマークしたが、夏場以降に失速し、勝ち星を伸ばすことができなかった。自己評価は厳しく、今期の目標は「2ケタ勝利は目指していかないといけない。規定投球回を含め、チームの勝利に貢献していければ。目標を高く、15勝、12勝を目指し、10勝を通過点として、2ケタ勝利を目指していければ」と早川。ピッチングに関するあらゆる面でレベルアップを目指し、エースへの階段を駆け上がっていく。
生年月日 | 1998年7月6日 |
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出身地 | 千葉 |
身長 | 180cm |
体重 | 77kg |
背番号 | 21 |
経歴 | 木更津総合高 - 早大 - 楽天21年~ |
年俸(2022年) | 3600万円 |
2021年初めてゴールデン・グラブ賞に輝いたが、それだけでは満足していない。「まだ守備でしか貢献できていないので、打撃でチームを勝利に導けるように」と強い決意を表明する。チームには西川遥輝が新たに加わり外野のポジション争いも激しさを増している。 石井一久GM兼任監督は「やみくもに世代交代させるつもりはない」と、まずは競争が第一であることを強調。入団から3年連続で打率は2割2分台と課題である打撃を向上させ1番センターを不動のものにしたい。
生年月日 | 1996年12月27日 |
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出身地 | 兵庫 |
身長 | 180cm |
体重 | 72kg |
背番号 | 8 |
経歴 | 社高 - 立命館大 - 楽天19年~ |
年俸(2022年) | 3300万円 |