第95回選抜高等学校野球大会が2023年3月18日(土)開幕から4月1日(土)の決勝まで、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開催される。春の甲子園「センバツ」の注目選手や見どころ、出場校、試合日程・結果など最新情報をお届けします。
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昨年覇者の大阪桐蔭が17年・18年以来となる2度目のセンバツ連覇に挑む。達成すれば史上初の快挙となる。
昨秋は史上初の明治神宮大会連覇も達成している最強チームがまた一つ金字塔を打ち立てられるか。
東北の地に悲願の真紅の大優勝旗をもたらした仙台育英が夏春連覇へ。これまで夏春連覇を達成したのは広島商、中京商、法政二、池田の4校のみで、仙台育英が達成すると史上5校目となる。新チームでも日本一の底力を示せるか注目だ。
今年は能代松陽、彦根総合、光、城東、石橋の5校がセンバツ初出場となる。全国区の強豪とどういう野球で戦っていくのか注目したい。
前田悠伍(まえだ・ゆうご)は、強豪・大阪桐蔭で1年秋からベンチ入りしてきた世代No.1左腕。昨年のセンバツ決勝では7回1失点の好投でチームを優勝に導いた。
今年はキャプテンに就任し、投手としてのみならず常勝軍団のリーダーとしても最高級の評価を得るべく研鑽を積む。
石川瑛貴(いしかわ・てるき)は、東邦の内野手。兄は中日の石川昂弥で、父も兄も同校でのセンバツ優勝経験(89年、19年)があり、まさにエリート野球一家。
「決勝の舞台で、ホームランを打ちたい」と夢を語る石川瑛貴が兄越えの活躍を見せる。
真鍋慧(まなべ・けいた)は、高校通算49本塁打で今大会屈指のスラッガー。広陵・中井監督が「ボンズ」というニックネームを付けるほど打力が傑出しており、同校OBの金本知憲、佐野恵太をも凌駕していると監督に言わしめる逸材だ。
清原勝児(きよはら・かつじ)は、NPB通算525本塁打の清原和博氏の次男。慶応では三塁手のレギュラーとして存在感を発揮している。
父譲りの強打に加えて軽快な守備も持ち味で、背番号も父と同じ「5」。チームを日本一に牽引し、新たな清原伝説が始まりを迎える。