来たる3月28日(金)は『プロ野球2025シーズン開幕』! ここでは福岡ソフトバンクホークスの2025シーズン予想打撃オーダー&投手スタッフ、開幕カードの見どころなど最新情報をお届けします! 今季、最後に笑うのはどの球団か。熱戦の行方を占う、各球団の現状と躍進のカギに迫る。
※情報は3月16日時点
山川、近藤に加えて柳田がシーズンを通じて中軸に座れば、破壊力は抜群に。得点力アップへ、一番・周東から四番・山川をどうつなぐか。オープン戦では二番・柳田→三番・近藤、二番・近藤→三番・柳田を試しており、小久保裕紀監督も「どれが一番しっくりくるか」。最強の上位打線で脅威をもたらす。
開幕に関して言えば、五番打者が有力視されていた栗原が右脇腹を痛めて復帰のメドが立たない中、左ふくらはぎ負傷の今宮は間に合う見込み。ただ、打撃の調子次第では川瀬のスタメン起用も一つの手だ。
そして、勝敗の行方を大きく左右しそうなのが捕手陣だ。甲斐拓也の移籍に伴う争いは開幕で一度、明暗が分かれるも、正捕手の確立には時間を要する模様。3月14日の試合で右太もも裏を痛めた海野が大事に至らなかったのは何より。シーズンで独り立ちなるか。
※△は左打ち、成績は2024年シーズン
オフシーズンに強化が求められた投手陣は、先発なら有原、モイネロ、大関、スチュワート・ジュニア、リリーフならオスナ、ヘルナンデス、松本裕、藤井、杉山、尾形といった軸となる選手たちがシーズンを通じて安定した活躍を見せれば、確かな勝ちが計算できる。現時点では中継ぎ左腕不足が懸念されるものの、濱口遥大ら新戦力にも期待がかかる。
※△は左投げ、成績は2024年シーズン
昨季、本拠地・みずほPayPayでは8勝3敗1分けと好相性を見せた相手だけに、3タテして勢いに乗りたいところ。開幕戦は有原と小島和哉の投手戦が予想されるため、立ち上がりの攻めがカギを握る。一番・周東の出塁からシーズンの好スタートを切れるか。栗原に代わって三塁に入る可能性の高いリチャードの一発にも期待大だ。第3戦の先発は新戦力・上沢のデビューが有力。幸先良く移籍初勝利を手にしてもらうべく、強力打線が後押しする。