3月27日(金)に開幕する『プロ野球2026シーズン』。開幕を目前に控え、広島東洋カープの戦力分析をお届けする。ベスト布陣や予想打撃オーダー、投手スタッフをもとに、シーズンを通した戦力を徹底チェック。キーマンの存在、そして勝敗を分けるポイントとは――。開幕時のコンディションや故障者も踏まえながら、広島の現在地と優勝へのカギに迫る。
※情報は3月15日時点
オープン戦の多くで四番を任された佐々木が43打数13安打、打率.302と好調。オフは筋力強化に取り組み、2月に侍ジャパンのサポートメンバーとして本塁打も。長打力でけん引する攻撃の核に近づいてきた。昨季結果を残した中村奨、来日2年目のモンテロもオープン戦で猛アピール。昨季打撃2冠の小園、現状まだ本調子ではないファビアンも含め、より得点力を上げる起用にも注目だ。
新人の平川と勝田はオープン戦でコンスタントに安打を放ち、それぞれ本塁打もマークするなどセンスを発揮。守備、走塁でも光るものを見せ存在感を放つ。現役ドラフトで加入の辰見鴻之介も含め走力も生かして、積極的に先の塁を狙う攻撃を展開したい。
※△は左打ち、□は両打ち。成績は2025年シーズン
3月8日の中日とのオープン戦(マツダ広島)でリリーフした中崎、ハーン、島内、森浦がそろって失点と昨季の勝ちパターンに試練も。実績組の踏ん張りに加え、盤石な救援陣を築くためにも底上げは必須。先発転向から中継ぎ専念に方針転換された辻、新人の齊藤汰直も注目株だ。
※△は左投げ。成績は2025年シーズン
新井政権初の開幕戦勝利へ、10年目の床田が初の開幕投手を務める。3月11日のDeNAとのオープン戦(横浜)で先発し5回2失点にまとめるなど、順調な調整を続けている。昨季大役を務めた森下は、同10日の同戦で4回3失点と精彩を欠く場面も。同5日に右ふくらはぎの筋を損傷した大瀬良の離脱は痛いが、今季から先発転向の栗林や岡本駿、新加入のターノックのアピールは好材料。昨季自己最多の白星を挙げた森や玉村は、昨季以上の躍動に期待。新人では赤木晴哉がオープン戦で好投しており、若手の成長が先発陣に厚みを加えられるかも注目だ。