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【2026年プロ野球】東京ヤクルトスワローズ戦力分析|打線再編と定位置争い続く より強固な球援陣で下支え

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来日6年目を迎えるオスナは得点力を支える存在として期待される
来日6年目を迎えるオスナは得点力を支える存在として期待される

3月27日(金)に開幕する『プロ野球2026シーズン』。開幕を目前に控え、東京ヤクルトスワローズの戦力分析をお届けする。ベスト布陣や予想打撃オーダー、投手スタッフをもとに、シーズンを通した戦力を徹底チェック。キーマンの存在、そして勝敗を分けるポイントとは――。開幕時のコンディションや故障者も踏まえながら、ヤクルトの現在地と優勝へのカギに迫る。
※情報は3月15日時点

  1. 戦力評価
  2. 2026年打のポイント
  3. 2026年ベスト布陣
  4. 2026年予想打撃オーダー
  5. 2026年投のポイント
  6. 2026年予想投手スタッフ
  7. 開幕先発ローテWATCH
  8. 東京ヤクルトスワローズの最新情報

戦力評価

2026年打のポイント

 村上宗隆(ホワイトソックス)がメジャーへ移籍。長年チームを支えてきた主砲の抜けた穴は大きく、チームの課題としてまず挙げられるのが、「村上の穴をどう埋めるか」だ。得点力を支える存在として期待されるのは、ともに来日6年目を迎えるサンタナとオスナ。主砲の抜けた打線で、両助っ人の長打力は欠かせない。各自が役割を分担しながら2人につなぐ形が理想の攻撃パターンとなる。鈴木叶や左のスラッガー、モイセエフ・ニキータなど若手が台頭してくれば、打線の厚みも増す。

 野手は現状ではどのポジションもレギュラーは白紙。し烈な争いが起こる中、春季キャンプで山田、ドライチルーキーの松下歩叶、今季から内野手登録となった内山らが離脱した。開幕戦からの出場は不透明となり、武岡や伊藤、北村恵吾らの定位置争いが続いている。ギリギリまで競争させ、誰がポジションをつかむかが大きなポイント。昨シーズン左膝半月板の手術をした茂木と外野では塩見泰隆の復帰も待たれるところだ。

2026年ベスト布陣

2026年予想打撃オーダー

※△は左打ち。成績は2025年シーズン

2026年投のポイント

 投手陣の再建も今季の大きな課題。新戦力のキハダとリランソに加え、昨季新人王の荘司、大西らを含めたリリーフ陣が終盤をきっちり抑える体制を整えることが重要となる。2年目の育成右腕・廣澤優も支配下昇格の可能性が高く、ブルペンを支える期待の新戦力だ。

2026年予想投手スタッフ

※△は左投げ。成績は2025年シーズン

開幕先発ローテWATCH

安定感を磨き戦力の底上げ

吉村貢司郎
吉村貢司郎

 今季の開幕投手に抜てきされた吉村は昨季チーム最多勝利をマーク。3月13日のオリックスとのオープン戦(神宮)で5回6安打無失点の好投。開幕戦に向け調整を続けているが、今季は初回の立ち上がりをいかに改善できるかが課題となる。また、奥川、山野、今年から先発へ再挑戦を図る松本らが軸となり試合をつくれるかがポイントだ。さらに青柳晃洋高橋奎二が本来の投球を取り戻し、新戦力として加わったウォルターズが最速161キロの直球とスライダーを武器に新たな手札として機能していけば先発ローテーションの層は一気に厚くなる。

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