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【都市対抗野球2022】注目選手・見どころ・試合日程・出場チームを特集!

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第93回都市対抗野球大会が2022年7月18日(月)に開幕。都市対抗野球の注目選手や見どころ、試合日程・結果など最新情報をお届け。7月29日(金)の決勝まで12日間、社会人No.1チームの証である黒獅子旗をかけて全国12地区から選抜された32チームが集結。プロ入りの夢を叶える者、社会人野球へ全てを捧げる者、選手を支える者――。様々な者たちが東京ドームに集い、一発勝負のトーナメントで激闘を繰り広げる光景はまさに社会人野球ならではの醍醐味だ。

社会人野球の聖地・東京ドーム
社会人野球の聖地・東京ドーム
  1. 試合日程・結果
  2. 出場チーム一覧
  3. 歴代優勝チーム一覧
  4. 今大会の見どころ
    1. 3年ぶりに従来の夏開催へ戻る
    2. ヤマハ(浜松市)4年連続43回目の出場
    3. ロキテクノ富山(上市町)が初出場、ENEOS(横浜市)は通算52回目の出場
  5. 都市対抗野球2022 注目選手
    1. 吉村貢司郎(東芝)
    2. 加藤三範(ENEOS)
    3. 河野佳(大阪ガス)
    4. 臼井浩(東京ガス)
  6. 最新情報

試合日程・結果

日付 試合開始 一塁側 スコア 三塁側
7/18(月) 1回戦 10:00 東京ガス 4 - 0 JR東海
1回戦 14:00 三菱重工West 3 - 4 日本製鉄鹿島
1回戦 18:00 大阪ガス 2 - 13 JR東日本
7/19(火) 1回戦 10:00 JR東日本東北 12 - 1 NTT西日本
1回戦 14:00 ホンダ熊本 9 - 3 鷺宮製作所
1回戦 18:00 トヨタ自動車 2 - 0 日本製鉄かずさマジック
7/20(水) 1回戦 10:00 JFE西日本 3 - 1 ロキテクノ富山
1回戦 14:00 TDK 3 - 2 ホンダ
1回戦 18:00 ホンダ鈴鹿 2 - 3 セガサミー
7/21(木) 1回戦 10:00 日本通運 7 - 0 宮崎梅田学園
1回戦 14:00 ヤマハ 1 - 2 NTT東日本
1回戦 18:00 日立製作所 3 - 5 日本新薬
7/22(金) 1回戦 10:00 東邦ガス 2 - 3 ミキハウス
1回戦 14:00 ENEOS 6 - 2 西濃運輸
1回戦 18:00 東芝 0 - 1 北海道ガス
7/23(土) 1回戦 10:00 JR西日本 3 - 2 四国銀行
2回戦 14:00 東京ガス 10 - 4 日本製鉄鹿島
2回戦 18:00 JR東日本 2 - 0 JR東日本東北
7/24(日) 2回戦 10:00 ホンダ熊本 3 - 5 トヨタ自動車
2回戦 14:00 JFE西日本 0 - 4 TDK
2回戦 18:00 セガサミー 6 - 2 日本通運
7/25(月) 2回戦 10:00 NTT東日本 6 - 2 日本新薬
2回戦 14:00 ミキハウス 2 - 5 ENEOS
2回戦 18:00 北海道ガス 1 - 4 JR西日本
7/26(火) 準々決勝 14:00 東京ガス 5 - 4 JR東日本
準々決勝 18:00 トヨタ自動車 3 - 0 TDK
7/27(水) 準々決勝 14:00 セガサミー 5 - 8 NTT東日本
準々決勝 18:00 ENEOS 7 - 1 JR西日本
7/28(木) 準決勝 14:00 東京ガス 7 - 3 トヨタ自動車
準決勝 18:00 NTT東日本 2 - 3 ENEOS
7/29(金) 決勝 18:00 東京ガス 4 - 5 ENEOS

出場チーム一覧

代表地区 都市名 チーム名 出場回数
推薦 東京都 東京ガス 2年連続23回目
北海道 札幌市 北海道ガス 2年連続2回目
東北 にかほ市 TDK 3年連続17回目
仙台市 JR東日本東北 2年連続28回目
北信越 上市町 ロキテクノ富山
北関東 日立市 日立製作所 4年連続40回目
鹿嶋市 日本製鉄鹿島 2年ぶり21回目
南関東 寄居町・小川町 Honda 6年連続36回目
さいたま市 日本通運 8年連続47回目
君津市 日本製鉄かずさマジック 2年連続14回目
東京 東京都 鷺宮製作所 2年ぶり16回目
東京都 NTT東日本 7年連続46回目
東京都 JR東日本 13年連続25回目
東京都 セガサミー 3年連続13回目
西関東 川崎市 東芝 2年ぶり43回目
横浜 ENEOS 3年連続52回目
東海 浜松市 ヤマハ 4年連続43回目
名古屋 JR東海 2年連続31回目
鈴鹿市 Honda鈴鹿 2年ぶり26回目
豊田市 トヨタ自動車 8年連続24回目
大垣市 西濃運輸 2年連続39回目
名古屋 東邦ガス 6年連続16回目
近畿 大阪市 NTT西日本 8年連続33回目
神戸市・高砂市 三菱重工West 2年連続38回目
八尾市 ミキハウス 2年連続3回目
京都市 日本新薬 2年ぶり38回目
大阪市 大阪ガス 5年連続28回目
中国 福山市・倉敷市 JFE西日本 3年ぶり11回目
広島 JR西日本 4年ぶり5回目
四国 高知市 四国銀行 3年連続21回目
九州 大津町 Honda熊本 7年連続16回目
宮崎市 宮崎梅田学園 3年ぶり2回目

都市対抗野球歴代優勝チーム一覧

歴代優勝チーム一覧はこちらのまとめをチェック!

今大会の見どころ

3年ぶりに従来の夏開催へ戻る

東京五輪・パラリンピック開催の影響で2020年、2021年は11月末から12月上旬にかけての開催となったが、今年は従来通りの夏開催となる。 「都市対抗の華」と言われるチーム応援は、昨年に続いて2022年JABA新型コロナウイルス対応ガイドラインの下で実施される。応援エリアに観客が入ることはできず、大声、指笛、ハイタッチも禁止される。

ヤマハ(浜松市)4年連続43回目の出場

全国12地区で行われた二次予選でも、東海地区は約3週間の長丁場だ。参加14チームから出場6枠。この激戦区で4連勝、2年連続での第1代表の座をつかんだ。 前回優勝は1990年。チームスローガンは「挑戦~更なる高みへ~」。

ロキテクノ富山(上市町)が初出場、ENEOS(横浜市)は通算52回目の出場

出場32チームのうち、初出場となるのはロキテクノ富山(上市町)1チームのみ。残りの31チームは過去出場経験がある実力あるラインナップだ。 今大会参加チームの中で最多出場回数を誇るのがENEOS(横浜市)で、これが通算52回目の都市対抗野球出場となる。

都市対抗野球2022 注目選手

吉村貢司郎(東芝)

吉村貢司郎
吉村貢司郎

プロフィール
吉村貢司郎(よしむら・こうじろう)は、興本小2年から扇ターキーズで野球を始め、外野手としてプレー。5年時から足立フェニックスボーイズに所属。足立八中では足立ベルモントボーイズに所属し、外野手兼投手。日大豊山高では1年秋からエース。2年秋は東京都大会のブロック予選決勝敗退。3年春は東京都大会1回戦敗退。同夏は東東京大会で準優勝。国学院大では2年春のリーグ戦で初登板初勝利。3年秋までに12試合に登板して2勝2敗、防御率2.93をマーク。大学卒業後は東芝に入社し、都市対抗1回戦で救援登板した。

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加藤三範(ENEOS)

加藤三範
加藤三範

プロフィール
加藤三範(かとう・みづき)は、2018年12月、大学日本代表候補合宿(愛媛・松山)に初招集され、紅白戦で147キロを計測して存在感を見せた。スライダー、フォーク、チェンジアップと球のキレも素晴らしく、完成度の高い左腕だ。大学卒業後はENEOSに入社。西関東第2代表を決めた三菱重工East戦では3安打1失点完投勝利。制球が良く、ここ一番の場面では三振が狙える勝てるエースだ。

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河野佳(大阪ガス)

河野佳
河野佳

プロフィール
河野佳(かわの・けい)は、神野小3年時に姉と兄の影響により神野スターズでソフトボールを始め、5年時に広島に引っ越し。大州小でも神野スターズに通い四番・捕手。大州中では広島南シニアに所属し中2まで捕手。肩の強さを買われ監督の勧めで投手転向し、3年夏に西日本大会3位。広陵高では2年春にベンチ入りし、同秋からエース。3年春のセンバツは2回戦敗退。3年夏は広島大会準決勝敗退。大阪ガスでは入社1年目に都市対抗デビューし、2年目の社会人日本選手権では2大会連続優勝に貢献しMVPに輝いた。都市対抗は伏木海陸運送との1回戦で完封勝利。21年の社会人ベストナイン、最多勝利投手賞(6勝)、最優秀防御率賞(0.21)を受賞。最速151キロ。変化球はカーブ、スライダー、カットボール、フォーク。

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臼井浩(東京ガス)

臼井浩
臼井浩

プロフィール
臼井浩(うすい・いさむ)は、杉久保小1年時から海老名イーグルスで投手として野球を始め、大谷中時代は神奈川綾瀬シニアに在籍。光明相模原高では1年秋からベンチ入りし、2年夏からエースで、同夏は県大会3回戦、3年夏は県大会2回戦敗退。中央学院大では1年春から登板し、4年時の大学選手権では救援投手として準優勝。東京ガスでは、1年目からチームの柱となり、社会人野球表彰で年間最多勝(6勝)のタイトルを受賞。日本選手権では無四球完封勝利も挙げた。小柄ながらボールの力強さは一級品。ストレートの最速は147キロだが、スピードガン以上にキレがある。また勝負どころでの落差の大きいフォークも相手バッターの脅威。スカウトの評価も急上昇中。

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