第106回全国高等学校野球選手権大会が2024年8月7日(水)の開幕から8月23日(金)の決勝まで、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開催されます。夏の甲子園の注目選手や見どころ、出場校、試合日程・結果など最新情報をお届けします。
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石塚裕惺(いしづか・ゆうせい)は、花咲徳栄高では1年秋から三塁のレギュラーで四番。最大の魅力は高校通算20本塁打超の長打力。24年春は17打数10安打の活躍で、県大会優勝に貢献。24年夏の埼玉大会決勝の昌平戦では3打点とチームを甲子園へと導いた魅力あふれる大型内野手だ。
箱山遥人(はこやま・はると)は、捕手にして四番にして主将というプレッシャーをものともせず、大黒柱としてチームを24年春のセンバツ優勝へと導いた。強肩をはじめ抜群の身体能力を備え、U-18日本代表候補強化合宿では木製バットで本塁打を放つなど、振り切ることができる打撃も魅力。春夏甲子園連覇を果たし、高校生No.1捕手の評価を確たるものにする。
今朝丸裕喜(けさまる・ゆうき)は、バランスのよいフォームで長身から投げ下ろす角度のある最速151キロのストレートに加え、コントロールもまとまっていてスライダーやフォークといった変化球も一級品。24年春のセンバツでは準々決勝で大阪桐蔭高に9回5安打1失点完投勝ちを収めるなど、チームを2年連続の準優勝に導く投球を見せて評価をさらに上昇させている。
宇野真仁朗(うの・しんじろう)は、快音を響かせる右のスラッガー。小学、中学と日本代表の経験を持ち、早実では入学直後から存在感を発揮してきた。24年夏の東京大会準々決勝の国学院久我山戦では木製バットで満塁弾を放つなど、高校通算64発のアーチを架けており、打撃技術はピカイチ。