第105回全国高等学校野球選手権大会が2023年8月6日(日)開幕から8月22日(火)の決勝まで、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開催される。夏の甲子園に出場する清原勝児(慶応)、真鍋慧(広陵)、高橋煌稀(仙台育英)、平野大地(専大松戸)ら9名の注目選手を紹介する。
所属 | 慶応 |
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投打 | 右投右打 |
ポジション | 三塁手 |
清原勝児(きよはら・かつじ)は、NPB通算525本塁打の清原和博氏の次男。慶応では三塁手のレギュラーとして存在感を発揮している。父譲りの強打に加えて軽快な守備も持ち味で、背番号も父と同じ「5」。チームを日本一に牽引し、新たな清原伝説が始まりを迎える。
所属 | 仙台育英 |
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投打 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
高橋煌稀(たかはし・こうき)は、体格に恵まれた最速147キロの右腕。22年夏の甲子園では8回から救援登板し、見事に胴上げ投手となった。動画サイトで桑田真澄のフォームを参考にし、安定した制球力を身に付けるなど勉強家の一面もある。
所属 | 専大松戸 |
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投打 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
平野大地(ひらの・だいち)は、最速151キロを誇る専大松戸のエース右腕。投手転向は高校入学後という逸話から野球センスの高さがうかがえ、今後の成長から目が離せない。
所属 | 広陵 |
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投打 | 右投左打 |
ポジション | 一塁手 |
真鍋慧(まなべ・けいた)は、高校通算49本塁打で今大会屈指のスラッガー。広陵・中井監督が「ボンズ」というニックネームを付けるほど打力が傑出しており、同校OBの金本知憲、佐野恵太をも凌駕していると監督に言わしめる逸材だ。
所属 | 仙台育英 |
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投打 | 右投左打 |
ポジション | 投手 |
湯田統真(ゆだ・とうま)は、2年夏の宮城大会で公式戦デビューを飾ると、甲子園では先発1試合を含む3試合に登板。同大会では、制球を乱して防御率6.35と苦しみながらも、全国制覇に貢献。同秋の東北大会準々決勝、鶴岡東高戦では2安打10奪三振の好投を見せて初完投&初完封を果たしている。成長著しい本格派右腕だ。
所属 | 花巻東 |
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投打 | 右投左打 |
ポジション | 一塁手 |
佐々木麟太郎(ささき・りんたろう)は、江釣子小1年冬から江釣子ジュニアスポーツ少年団で野球を始め、県大会出場。江釣子中ではエンゼルス・大谷翔平の父・徹さんが監督を務める金ケ崎シニアでプレー。2年時に東日本選抜大会優勝、2年秋に北東北大会優勝。花巻東高では1年春からベンチ入りし、同夏は県大会準優勝。同秋は県大会、東北大会を制し、明治神宮大会4強。2年春のセンバツは1回戦敗退。同夏は県大会4強。主将となった同秋は県大会優勝で、東北大会初戦(2回戦)敗退。昨年11月末時点で高校通算106本塁打。父は花巻東高・佐々木洋監督。
所属 | 九州国際大付 |
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投打 | 右投左打 |
ポジション | 一塁手 |
佐倉俠史朗(さくら・きょうしろう)は、宮ノ陣小1年時から宮ノ陣フラワーズで野球を始め、宮ノ陣中ではフレッシュリーグ・球道ベースボールクラブでプレー。九州国際大付高では1年春の九州大会からベンチ入りし、代打で出場。1年秋から四番を務め、九州大会優勝、明治神宮大会4強進出。2年春のセンバツ8強。同夏は甲子園3回戦敗退。主将の2年秋は県大会初戦(3回戦)敗退。
所属 | 星稜 |
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投打 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
武内涼太(たけうち・りょうた)は、光岡小2年時から日田ライジングボーイズで野球をはじめ、投手、捕手、遊撃手。三隅中では久留米東ボーイズでプレーし、投手として九州大会3位。星稜高では1年春の県大会からベンチ入り。背番号11の2年春のセンバツは2試合に登板して8強、同夏の甲子園(同10)は救援で1回戦敗退。2年秋は北信越大会1回戦敗退。3年春は県大会を制し、北信越大会準優勝。最速149キロ。変化球はカットボール、スライダー、カーブ、チェンジアップ、フォーク、ツーシーム。
所属 | 沖縄尚学 |
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投打 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
東恩納蒼(ひがしおんな・あおい)は、最速147㎞の沖縄尚学のエース。沖縄県大会では5試合31 1/3イニングを無失点で封じ込めた"無失点男"だ。